針江生水の郷委員会ではここの恵まれた水環境に感謝し、見学者の方よりご協力頂いた案内料を環境整備などに使っていますがその1部を、水環境に恵まれない地域でお役に立ちたいと考え、2009年にTAFA(宝塚・アフガニスタン友好協会)に寄付しました。
この度TAFAよりアフガニスタンのナンガルハル国立大学女子寮に深さ20m直径15cmの井戸を掘り、寮内の水道設備を整備し関係者より感謝を受けたと報告を頂きました。
治安が悪いアフガンに単身出向き、寄付金が直接利用される、TAFAの活動に感銘を受け感謝します。
TAFA様からの報告
井戸を掘削中
完成した井戸
2010年5月にバーミアンの小学校に訪問されたとき井戸が欲しいと申し出がありましたが、2500mの山岳地帯、岩盤に突き当たる可能性が高く、なむなく翌2011年9月にヘラートに訪問されました。ヘラートは歴史と文化の町ですが、タリバーンに破壊されました。この時、国立大学に訪問し、大学側から書籍を切望され、購入費用の一部に寄付。
ヘラート国立大学の美術学部でのびのびと絵を描く姿に感激されたご様子が綴られていました。
また、今回は水に関連した事に使用出来なかった旨が綴られてありました。
単身で治安の悪い地域での活動に頭が下がります。