針江生水の郷委員会では先人が築いてきた素晴らしいカバタ文化を次世代に残せるように
活動するとともに、ここ針江の素晴らしい環境を守ろうと取り組んでいます。
ここ船着き場はNHK『里山・命めぐる水辺』の舞台になった所で漁師:田中三五郎さんがお元
気な頃長年手入れをされて素晴らしい景色が残ってきた所です。
鯉・鮒・ウナギ・ビワマスなど在来種の産卵場所になり又カイツブリ・カモ・オオバン・アオサギ・
トンビ等など多くの野鳥の生育場所でもあります。
柳の枝が茂る、藻が繁殖する、浮遊ゴミが溜まる、流れが悪くなる、水が汚れる、などでやはり
人の手が入り里山を守らなければなりません。
委員会では委員会独自で、また行政と共にこのような環境を守る取り組みを行っています。
作業に伴う経費、機材の購入には案内料金の1部を充当しています。
2009年、2010年 宝塚アフガニスタン友好協会(TAFA)に寄付、アフガニスタンの子供たちに水環境整備にと依頼しました。今年も引き続きお願いする予定です。
2009年は2tダンプ15台分搬出、2010年は同40台分の藻を刈り取りました。
オオフサモが群生しているので、その上にベニヤ板を乗せ足場にしています。水深1mぐらいあります。写真左の人が腰まで浸かって作業しています。
2011年は同60台分を目標に新たに環境保守専用船生水丸(写真)を改造しました。(経費には案内料金の一部を充当しました)
船の後方には中島のカイツブリをあしらっています。委員会のメンバーが挿絵を担当しました。
環境船 生水丸の改造が終わり試験進水を行っています。
船の前に取り付けた櫛歯でオオフサモをがっちり掴んで切り離します。2011年6月完成
活躍中の環境船 生水丸
琵琶湖の内湖(中島)でオオフサモの刈り取ったブロックを引き離し、引き揚げ場所へと誘導しています。
写真左に外来種のホテイアオイが群生していました。2012年7月の中島清掃の様子。