針江浜では針江浜遺跡(はりえはまいせき)が発掘された
発掘調査では、弥生時代前期(約2300年前)の集落の一部や中期(2100年前)の埋没林(まいぼつりん)等が検出され、かつては、湖岸から約200m沖合いまでの広い範囲が、陸地であったことがわかりました。内湖に面した部分からは、木製農具を始めとする大量の遺物が見つかり、この中には、炭化した米粒も含まれていました。水田の開発は湖岸から内陸に広がり、これとともに、この地域の弥生時代の集落も徐々に内陸に移動していった。
参考資料:滋賀県文化財学習シートより